週刊文春 スクープ 週刊新潮に記事提供 クビ 他誌に移籍.jpg

画像は"http://goo.gl/zJuWzO"より。

週刊文春にも、舛添要一がいた!
というと、ちょっと大げさかもしれないが、実力が認められているからといって、好き勝手していると首が飛ぶというれいだろうか?

文春の記者のA氏だが、ちょうどライバル関係に当たる週刊新潮に記事の提供をしていたため、首になったようなのである。
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週刊文春の強さの秘密というのが、報道されているところをまとめると、


1.とにかく一行の裏取りに全力を挙げ、湯水のように金を使う。

そして、裏取りに大金を使って記事にならなくても「真実ではなかった」ことがわかったらそれはそれでよしとしよう、という風潮があるようだ。
8ケタ台ほど使っても、それは良い、とされる社風があるらしい。

2.『金目的』のタレこみには応じない。

カネをくれ、という情報提供には信憑性がないとして、原則的に応じないらしいのだ。
記事の取材謝礼には、あくまで数万円くらいをつらぬいて来ている。

3.芸能事務所とは交渉しない、できない。

芸能事務所と交渉すると、いろいろしがらみが出来て動けなくなる。
スキャンダルを暴こうにも芸能事務所が取引してくるのである。
「うちのタレントは出さない!」などと言われると書きたくてもかけないことが多い。
文春にはそれがほとんどないのである。

4.とにかく記者のレベルが高い!

他社で散々経験を積んでいたり、実績がある人を引き抜く形で人を集めている。

5.ネタがとにかく厳選されている。

総勢50人ものスタッフがおり、一人当たり5本のノルマがあってネタ出しをする。
すると、週に250本のネタが集まるのでその中から厳選された記事ができるのである。
プロ中のプロが出し合うネタだから質が高く、あまりお粗末な内容だと馬鹿にされてしまう。


この1~5が週刊文春が別次元の仕事を収めている事情とされているのである。


さて、1.のカネを湯水のように使うところ。
要するに、経費として認められる部分が多いのである。
実力社会の図式であるから、実力が認められれば経費も認められる。

先のA氏は飲食代のみで500万円以上、使っていたというのだから、かなり公私混同が疑わしい。
そして、上記の『週刊新潮への記事提供』となったようだ。
いくら太っ腹、豪快剛毅と言えども、これは見逃せない、ということになったようである。

もっとも、クビになったとはいえ、すでに他誌への移籍も決定しているなどの話もあるらしい...