高畑裕太 強姦致傷罪 疑い 示談成立 釈放 前橋署 謝罪 顧問弁護士.jpg

画像は"http://goo.gl/ULN0yZ"より。

未だにワイドショーのメインの話題に上る、高畑裕太問題である。
教育評論家や芸能レポーター、各種のコメンテーターが次々と発言する状況は、話題性満点である。
そして、被害者との間に示談が成立したものとみられ、不起訴処分となり8月9日の午後2時45分に前橋署から釈放された。

釈放される動画がライブで放映されて、こちらも話題性が大きい印象である。
この後、高畑裕太はどうする?どうなる?
ある程度、社会適応というか、矯正が利くのだろうか?

興味が尽きないところではあるが、とりあえず事件は釈放にて、一応の決着を見た感じである。


前橋署の玄関に立ち「このたびは皆様に多大なるご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と言い、30秒間頭を下げたという。

(画像の背景に立つのは高畑裕太の顧問弁護士である)

そして、顧問弁護士からはマスコミ各社にファックスが送信されている。


高畑裕太の顧問弁護士が、マスコミ各社に送信したファックス(全文)



 今回、高畑裕太さんが不起訴・釈放となりました。

 これには、被害者とされた女性との示談成立が考慮されたことは事実と思います。しかし、ご存じの通り、強姦致傷罪は被害者の告訴がなくても起訴できる重大犯罪であり、悪質性が低いとか、犯罪の成立が疑わしいなどの事情がない限り、起訴は免れません。お金を払ば勘弁してもらえるなどという簡単なものではありません。一般論として、当初は、合意のもとに性行為が始まっても、強姦になる場合があります。すなわち、途中で、女性の方が拒否した場合に、その後の態様によっては強姦罪になる場合もあります。

 このような場合には男性の方に女性の拒否の意思が伝わったかどうかという問題があります。伝わっていなければ、故意がないので犯罪にはなりません。もっともこのようなタイプではなく当初から脅迫や暴力を用いて女性が抵抗できない状態にして無理やり性行為を行うタイプの事件がありこれは明らかに強姦罪が成立します。違法性の顕著な悪質な強姦罪と言えます。

 私どもは高畑裕太さんの話は繰り返し聞いていますが、他の関係者の話を聞くことはできませんでしたので、事実関係を解明することはできておりません。

 しかしながら知りえた事実関係に照らせば、高畑裕太さんの方では合意があるものと思っていた可能性が高く、少なくとも逮捕時報道にあるような電話で「部屋に歯ブラシを持ってきて」と呼びつけていきなり引きずり込んだなどという事実はなかったと考えております。つまり、先ほど述べたような、違法性の顕著な悪質な事件ではなかったし、仮に、起訴されて裁判になっていれば、無罪主張をしたと思われた事件であります。以上のこともあり、不起訴という結論に至ったと考えております。