竜王戦七番勝負 第29期 渡辺明 苦戦 連敗 丸山忠久九段 善戦 スマホ問題.jpg

画像は"https://goo.gl/nI3L9m"より。

本年、三浦弘之九段のスマホ疑惑に端を発したソフト使用問題で、かえって注目度が上がってしまった竜王戦。
2016年の竜王戦七番勝負(第29期)だが、ちょっとした異変が起きており徐々に評判になりつつあるようである。
初戦の京都では、68手のかなり早い手数で渡辺明竜王が先勝したのである。

その後、渡辺竜王が2連敗して、もがいているところのようなのだ。
過去に竜王に10期輝き、羽生善治に対しても3連敗の後、4連勝したこともある渡辺明竜王が1勝2敗で追う展開になっているのだ。
渡辺明竜王は、急きょ相手が変更になって準備不足、などともいわれているが、挑戦者の丸山忠久九段は準備どころか対戦も想定されていなかったのである。

今年は三浦九段関連問題(疑惑が晴れておらず、誤報かもしれないし解決していないが、とりあえずこう書かせて頂く)より端を発し、スマホ持ち込みなどもかなり厳格化されたようである。
京都での初戦の報道によると、会場下見の後、対局両棋士がホテルに投宿した。
ホテルの部屋に入る際に、日本将棋協会の職員が金属探知機で持ち物を厳重に検査したことが報道されている。

双方、こういう展開を想定していたか、パソコンなどの持ち込みそのものがなかったが、渡辺竜王はスマホを所持していたためホテルで預かったとの記事がある。
ということで、携帯電話のホテル持ち込みも不可という、従来にない厳戒態勢で行われている状況のようなのだ。

三浦九段関連問題をそもそも提起し始めたのが渡辺明竜王である説が流れており、三浦九段がこのところ、渡辺明竜王に連勝していたのもその一因ともみられているようだ。
ここは、渡辺竜王が鮮やかに4連勝して、とも思ったのだが、丸山忠久九段が健闘しているようであり、渡辺竜王の粘りが注目されるところである。


ネット上などでたくさん書かれているので引用しないが、スマホ使用、ソフト使用が厳格化された途端に勝てなくなったりすると、かなりの疑惑が集まることになりそうである。
「案外 羽生善治九段が7冠に返り咲いたりして...」そんなジョークも飛び交っている状況である。

とりあえずは、竜王戦七番勝負の行方を見つめていくほかないようだ...

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