向谷実 ホームドア 開発 軽量化 コストダウン 実用化 設置工事 簡易 日本信号.png

画像は"https://goo.gl/wazWku"より。

向谷実氏(60)と言えば、日本を代表するフュージョンバンド『カシオペア』の元メンバーとして知られており、押しも押されもせぬミュージシャンである。
ところが近年、鉄道趣味が高じてパソコン用の鉄道ゲームを開発したのがきっかけとなり、自身の音楽活動の目的で立ち上げられた『音楽館』は鉄道関連の業務がメインになってしまっているという。

鉄道ゲームは『電車でGo!』という、鉄道マニアが電車を運転する気分を味わうシミュレーターだったのだが、そのリアリティが注目された。
目下、音楽館は現実的な運転士養成のためのシュミレーターの開発をメインの業務としていると言うから、その本格的な状況が知れようというものである。

さて、向谷実氏が今度は鉄道ホーム用のホームドアを開発して実用化にこぎ着けたという話なので、なおさら驚くわけである。
『日本信号』という、信号メーカーの大手がホームドアも扱っているのだが、向谷実氏のアイディアが日本信号から製品化されようとしているのである。

ホームドアだが、自殺防止など、近年その必要性が叫ばれてきた。
しかし、設置となると価格も掛かり、また電車が休んでいる終電後 ~ 始発まで野短時間で設置できなくてはならないとか、重量の問題があるようなのだ。
具体的に言うと、ホームドアの重量がかなり大きくて、ホームの補強作業から入らなくてはならないケースが多いらしい。

そこで、向谷実氏の軽量化されたホームドアが注目されているのである。
ホームドアの重量が従来型の6割程度であり、設置工事・機器代金ともこれまでの2/3に抑えられるのではないかと現場の評価も上々のようである。

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