工藤公康監督 ソフトバンク マジック1被本塁打 リーグトップ 一発病.jpg

画像は"https://goo.gl/BIcmA2"より。

9月29日に、首位の日本ハムがオリックスに粘り勝ち、ソフトバンクはサヨナラ負けを喫してマジックが1となった。
ソフトバンクの工藤公康監督も、終盤までは首位を走っていたにもかかわらず、残り試合が1桁になってからの逆転劇にちょっと傷心気味。

「まだ終わりじゃない」
「選手は一級一打に魂を込めてくれている」
「日本ハムが負けることもある」

かなり選手をサポートする発言をしているのだが、ここへきての連敗が痛い。
日本ハムは、最下位でモチベーションを持ちにくいオリックスに連勝。
ソフトバンクは、CSで対戦がほぼ決まっているロッテがここで一叩きしたいと意気込んでいる状態である。

ソフトバンクの今期の失速はやはり、レギュラー陣に故障が多くて困ったのが実情なのだが、手負いの状態でCS巧者のロッテと対戦は厳しいかもしれない。
工藤公康監督の求心力が落ちているとか、選手が監督の思惑通り動いてくれていない、などの声もささやかれている。


ここへきて、工藤監督が困りに困り、時にはミーティングで声を荒げてしまうという困った"病気"があるようだ。
それは"一発病"である。

ソフトバンクの被本塁打がリーグワーストの123本塁であり、一振りで勝敗が決してしまう、プロの厳しい面を見せつけられているのである。
投手出身の工藤監督が、リード面でもかなり細かく指示を出してきたようなのだが、そこはプロ野球。
ちょっとでも甘いところがあれば、容赦なくつけこんでスタンドに運んでしまうのである。

ソフトバンクの走ってつないで、頑張って得点しても、カーンと一発で試合を決められては元気もなくなってしまうというものだ。
CSは、かなり厳しい戦いを迫られると思うが、検討の余地が残されているようでもある。