甲子園練習 女子マネージャー 是非 進展 参加の方向で 安全対策重視.jpg

画像は"https://goo.gl/nHuLVp"より。

2016年の夏の甲子園大会における、甲子園練習で、大分高校の女子マネージャーが参加していたところ、大会本部から制止を受けるハプニングがあった。
甲子園練習開始から15分くらい経ってから、大会関係者が気づき、制止することとなったようである。

女子マネージャーは「緊張して手が震えました」
「やはりダメなんだと思いました」と注意を受けた際の印象を語っているようである。

これにて、女子マネージャーが、高校野球の練習に参加して良いかどうかの議論が起きたのである。
大会中の試合全練習については、実は各県高野連に任されているようであり、女子マネージャー参加も"可"としている県もあるようだ。


この事件を受けて、日本高校野球連盟が、2016年8月13日に大会中の甲子園球場内で技術・振興委員会を持った。
その席で委員らの意見を聞いたところ、大半が女子マネージャー参加に反対であったのである。

やはり、女子が参加することにより、それこそ生命に関わるような事故が起きてはいけない、との思いがあるのだろうか?
普通に、男子が練習していたとしても、結構な割合で大事故が起きている高校野球の練習現場を知り尽くしている専門家の意見である。


「女子の硬式野球も行われているのに、なぜ練習参加だけでも否定されるのか」
「他のスポーツと、かけ離れた存在になりつつある」


その後も、日本高校野球連盟は、議論を続け、安全対策の制限付きということで、参加を認める方針を決定した。
2016年11月27日の日本高野連理事会で承認されれば正式の決定となる。


安全対策上の制限付きとは、恐らく、女子マネージャーがグランドで手伝うときはヘルメット着用などの安全義務規定などのことと推察されている。

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