画像は"https://goo.gl/4HsB05"より。
橋本崇載八段が三浦弘行九段に謝罪した話がツイッターでアップされた。
三浦弘行九段のスマホ指しの疑惑が広がりつつあった初期に、橋本崇載八段のツイートがかなりアグレッシブであり、事態が嘘でないような雰囲気を醸し出していた。
その後、将棋連盟の委託した第3者調査委員会から、不正を立証する根拠に乏しいと明言され、今度は疑惑を確信して言動していたメンバーが、逆に疑われる展開となった。
『1億パーセント黒』などと、かなり過激な内容のツイートだったらしいが、現時点では、やはり客観的にスマホ使用の現実性のほうが疑わしい印象となってきた。
「なぜ、あの局面だけ、ソフトの手と一致率が上がったのか?」という疑問が残るが、今回、不勉強な自分もいろいろサイトを回ることである程度はわかってきた感じである。
すなわち、棋士の世界は相当先の手順まで研究が進んでおり、たとえば...
「あの局面では、先手が負けるパターンをほとんど見たことがない」
「あんな感じになると、双方手がなくなり、勝負決着まで長くなることが多い」
...など、相当先までわかってきているようなのである。
となると、かなり先々まで三浦弘行九段が研究しておられて「この時はこう行くべき!」と、(ソフトなども使いながら)御研究されていたのかもしれなかったのではないか?
棋士も、それぞれ勝ちたいので「ここは!」というときに、とっておきの手を繰り出して相手をほんろうするのは、ある程度 当たり前だと言えよう。
「なんで、自分の時だけソフトそっくりに指すのか!?」という人は、それぐらいマークされている、と思うことも必要ではないだろうか?
橋本崇載八段だが、ようやく三浦弘行九段と話をするチャンスがあったようで、謝罪も含めてツイートがアップされた。
[拡散希望]
— 橋本 崇載 (@shogibar84) 2017年3月1日
先日、三浦九段と会ってきた。復帰戦の前にできればとは思ったが、なかなかお互いの都合が合わなかったため。私の関わっている一連の事を謝罪し、1時間ほど話した。
今は2人の間に溝はありません。
将棋界のことを心配し、真剣に考えてくれている方に余計な心配をかけて申し訳ない。
[拡散希望]
— 橋本 崇載 (@shogibar84) 2017年3月1日
三浦さんは、今回どうしてこんなことが起こったのか、誰が不正の噂を撒いていたのかなど、とにかく少しでも情報が欲しいようだった(と見えた)今後この世界で生きて行く上で当然だろう。
運命を変えた10月10日?10月12日に何があったのか、真実を明らかにしてほしいと思う。
[拡散希望]
— 橋本 崇載 (@shogibar84) 2017年3月1日
今回の騒動は、三浦さんにとってあまりにも気の毒な事件だった。
将棋をよく知らない皆さんにも、1人でも多く知ってほしいと思い、拡散を希望する。一兆%無実!ふざけてるんじゃないよ、一兆%無実です。疑ってごめんなさい!
まあ、話の流れというのは恐ろしいもので、ついつい乗せられてしまい、まじめな人ほど正直な反応に出たのかもしれなかった。
橋本八段もある意味、被害者(?!)なのかもしれなかった(ちょっと書きすぎか?)。
橋本崇載八段の、今後の活躍を期待したいものである。
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