荒井広宙 自衛隊 リオデジャネイロオリンピック 男子50キロ競歩 銅メダル 抗議.png

画像は"http://goo.gl/snMJwc"より。

やはり国際試合となると、いろいろ細かなトラブルが発生するものである。
既に金メダルが確定している女子バドミントンでも誤審があったり、相手選手が日本選手のラケットをはたくなどの行為があったところである。

そして、今度は日本の競歩の選手が3位入賞後に一度は失格判定され、日本側の再抗議にて復活の銅メダルになった話である。

報道によれば、リオデジャネイロオリンピックの陸上男子50キロ競歩で荒井広宙選手(28 自衛隊)が3位で入線したのである。
ところがカナダが抗議をしたため、荒井広宙選手は一度、失格判定されてしまった。

カナダ側の提訴によると、50キロ競歩のレースの最終盤の残り2キロを切ったところで荒井選手がエバン・ダンフィー(カナダ)に一度追い抜かれたあと、抜き返す際に接触したという。
エバン・ダンフィー選手がよろめいた隙に差を広げて3位でゴールしたというものである。
4位になったダンフィー選手側が抗議し、競歩の審判団(5名で構成されている)が1時間以上の協議の末、荒井広宙選手は失格の判定が下された。

これに対して日本側が再抗議したようである。
接触の際には、双方がバランスを崩しているようにも見えるし、動画を再生してみるとカナダ選手の肘が先に当たっているようにも見えるという。
(この辺りは、ワイドショーが動画を交えてさんざんやってくれると思うのだが(笑))。

この後に、さらなる競技が行われ、失格判定は覆り、荒井広宙選手の競歩の銅メダルが確定したようである。