隠岐の海 初日から6連勝 大関3人 横綱2人 金星連発 平幕優勝.jpg

画像は"https://goo.gl/iMc8F1"より。

とにかく隠岐の海が"確変状態"で止まらないのである!
平幕の隠岐の海は初日、横綱昇進をもくろむ稀勢の里に勝ってしまう。
テレビカメラからみた向こう正面の審判の驚きとため息が、本当にわかる感じだったのを覚えている。

「横綱昇進狙っているのに、初日から黒星では...!」

この後、上位陣がたくさんいるのに初日の黒星、しかも相手は平幕の隠岐の海であるから、残念度もひとしおというところだったのだろうか?
ところが、この後の隠岐の海がとても凄い活躍を見せる。
2日目は鶴竜を、3日目は日馬富士を倒してしまう。

これをみると、初日の琴奨菊の敗退も順当に思えてくるから困ったものである。
そして4日目は巨漢で怪力の照ノ富士を撃破。
6日目は大関の琴奨菊を小手投げで破って破竹の6連勝ときた。

まあ、平幕は、序盤戦は三役以上が次々と襲いかかってくるわけで、平幕が突如として優勝するにはこれらを撃破するしかないのである。
ところが隠岐の海は、容易にやってのけてしまった。
画像をみると...もうこれは、横綱クラスの貫禄さえも見えてしまうのである。

7日目は大関の豪栄道との対戦、これは全勝対決であるから、明日はどちらかが1敗になるわけだが、果たして!

隠岐の海は「勝ち越しまであと少しなので、一番一番、気を引き締めてやりたい」
今場所の主役ですねと聞かれると「意識しないように頑張りたい」と謙虚な受け答えだった。