前田健太投手 ドジャース 出来高 年俸 インセンティブ 5億円 先発 ロースター 活躍.png

画像は"https://goo.gl/ArX6KD"より。

前田健太投手が大健闘してきている。
移籍後に、メジャーリーグの選手会が大問題視したのが、前田健太投手の年俸と出来高の設定である。

ある程度実績のある日本人選手がメジャーに移籍すると、数十億円の年俸でスタートするのが普通である。
ところが、前田健太投手にとって昨今、大変不幸な歴史があったのである。

前田健太投手同様に、日本の実績を買われてメジャーに移籍した、田中将大、ダルビッシュ有と立て続けに長期の故障者リスト入り。
これは、代理人が優秀であったのであり、大きな手術はメジャーに移籍してある程度実績ができてからやればよい、との判断のようだ。

ところが、大金を支払って長期契約を結んだ後に、大きな手術をされて長くマウンドを空けてもらっては球団側が大いに困るのである。
この2名の大物トレードに懲りた球団側は、前田健太投手の年俸交渉に慎重にならざるを得なかったと見られる。

前田健太投手としては、期待通りの活躍さえあげられればもらえる年俸なのだが、年俸相場が大きく下落する懸念を抱いたのがメジャーリーグの選手会である。
今後も、こんな形で活躍を出来高にされては困る、という選手会の意向も分からないではない...


さて、年俸設定としては、かなり安めからスタートした前田健太投手だが、大活躍にインセンティブ(出来高に対する報酬)で青くなっている幹部もいる?
年俸については、投球数やら登板試合数、投球回数なども前提になる契約設定もあるらしい。
球団によっては、かなり財政が苦しいため「これ以上、試合に出られてはかなわない!」と登板を引き延ばすケースもあるという。


広島カープの躍進は、今年はマエケン無しでかっていかなくてはならない、というところから発生した結束力がポイントだったといわれる。
プロの野球は、やはり稼げるときに稼がなくては、ということで、広島カープ同様、前田健太投手の検討を祈るのみである。