大谷翔平 クセ 投球 配球 ミス 2ボール 必ずストレート 読まれる カープ 作戦.png

画像は"https://goo.gl/wyqkV8"より。

ポストシーズンでは、あれほど圧倒的な破壊力を示していた大谷翔平だが、日本シリーズは甘くなかった。
広島カープの分析チームは、大谷翔平を完璧に分析していたようである。

かつて、王貞治(現ソフトバンクGM)が現役だったころ、王シフトを開発したのもカープだった。
王貞治の打球がほとんど右方向であるということを解析して、右方向にシフトさせる守備体系を取っていたのである。
当時の広島東洋カープは、自動車開発で導入していた電算機(今日的にはコンピューター)を駆使しての作戦であった。

この伝統が、今も生かされているのかも知れなかったが、大谷翔平の配球はかなり明確に読み切られていた印象がある。
日本シリーズ2016の初戦で大谷翔平は2ボールからの3球目は、直球が投じられていたのである。
この日の2ボールは5回あったのだが、2ボールからの3球目はすべて、直球だったことが記録されている。

大谷翔平といえども、球種がわかり、待ち伏せされていたのではやはり痛打を浴びてしまうのである。
というか、キャッチャーがリードについて、もっと読まれない工夫をすべきであったのかもしれなかった。

3球目は、どうしてもストライクを入れたくなってしまうのは、大谷翔平投手でなくても言えることである。
ちょっとした、配球の傾向を把握して勝利に導いたカープの打線が優秀と言うべきであろうか?
こういう投球のスキを、カープ打線は多数、把握しているのかも知れなかった。

2戦以降、どんな展開が待ち受けているか、興味の持たれるところである。

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