阪神優勝で単位を恩赦！阪大生のツイートに教授が告訴し勝訴した

画像は"https://goo.gl/PMOHFw"より。

天下の大阪大学の教授が学生により、「阪神が優勝すれば、条件無しで単位を与えるらしい」とツイートされ、訴訟を起こした件。
結論から言えば、教授はそんな講義をしたわけではなく、ツイートが偽物であり、裁判所は虚偽の投稿内容だったことを認めて罰金30万円の支払いを命じた。
大阪大学外国語学部の男性教授が、大阪大学の学生のツイートにより精神的な苦痛を受けたとし、200万円の損害賠償を求めていた。

大阪地裁によれば、教授は平成26年4月の学生への講義で『阪神タイガースがリーグ優勝した場合は、恩赦を発令する』というスライドを使用した。
教授はそのスライドを示しつつ「かつては阪神タイガースが優勝した場合、全員合格とする教授が居たものだが現在はそんなことはない」と説明したという。
ちょっと、紛らわしいスライドではあるが、このスライドを学生が撮影して、ツイッターにコメント付きで投稿し、話題化していたという。

ツイッターを経由して、ネット上で広まり、いわゆる"祭り""炎上状態"に発展していたと見られている。
判決によると、被告は既に大学生にもなっているのだし、偽の投稿で重大な事態に発展することはようよう予測できたはずであるとのこと。
判決を下した宮崎朋紀裁判官は、スライドの内容が、講義の受講生などへのアンケートの内容を示していたことを誤解されることをむしろ考えての行為と認定した。

さすがに大学教授が、公式の講義の場面にて、特定プロ野球チームの優勝で履修単位を恩赦するなどと発言したことになると問題も大きい。
200万円の要求に対して30万円の減額？に処したのは、学生にはちょっと遊びの気分であったことで悪意がないことなどを判断したとのことである。

ネット上では、「阪神タイガースがリーグ優勝したら無条件で単位がもらえ、日本シリーズ制覇したら、特別恩赦が発令して全員合格ww」と尾ひれが付いた記事も見られる。

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