糸魚川市 市街地 大火災 フェーン現象 初期消火 手間取る 消防車 飛び火.png

画像は"https://goo.gl/d8Bq2J"より。

糸魚川市の消防組織も、手をこまねいて呆然とみていたというわけではないのである。
消防車などからの放水が、初期から行われていたのであるが、放水が強風に押し戻され、まるで水しぶきのようになり帰ってくる。
現実的に、放水作業は行われていたが、十分な効果が得られないまま類焼を放置した形となってしまった。

出火場所が、糸魚川の駅から近く、密集地帯であり海にも近く、海風が猛烈に吹き付けていた。
フェーン現象による、強風のために消火活動はかなり手間取るかたちとなってしまったようである。
また、市街地の建物が築80年ほどのかなり古い街並みであることも理由の一つだった。

消防車が入りたくても入れない状況であり、火災がドンドン広がるのをただただ見守っているかの状況が初期には続いてしまったようだ。
初期消火に駆けつけられた消防車が6台と、火災の規模に対してはやはり十分ではなかった。
県外などからも、応援の消防車が次々と駆けつけてくれてはいたのだが、現場の悪条件に対して有効な消火活動ができなかったようである。

しかも、強風のため火の粉にて、飛び火が起きており火元や類焼エリアから離れた地点でも次々と火災が広がる悪条件が重なったようである。
糸魚川市は自衛隊に出動を要請し、600人近くが非難したようである。
非難活動は比較的スムーズだったためか、死者の報告がなく、けが人も軽傷者がほとんどであったのは不幸中の幸いというところだろうか?

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