高校サッカー 2016 東海大仰星 東福岡 堅い守り 僅差で勝利 無失点 決勝進出.png

画像は"https://goo.gl/nh7fg9"より。

東福岡高校と言えば、高校スポーツ界に君臨する、言わば絶対的王者の地位にあった。
サッカーだけでなく、野球、ラグビー、バレーボールなど、どの種目で全国制覇をしてもおかしくないのが東福岡高校のすごさである。
特に東福岡高校のサッカーは前年の優勝チームであり、卒業後にはJリーグ入りが決まっている3人もいる、言わば別格の存在であった。

しかし、東福岡高校に対する東海大仰星(大阪)は、とにかく守備に徹して失点を許さなかったのが光っていた。
高校サッカーのトーナメントに入ってからは、初戦の東邦高校をシュートをゼロ、また3回戦の鹿児島城再選もシュートが1という、『シュートを打たせない』守備に番狂わせの理由があるように思われた。
鉄壁の守備で慌てたのは、むしろ東福岡高校だったかもしれなかった。

高校生離れした、と言っても過言ではない守備の良さは、むしろ東海大仰星に、心理的優位を与えたと言うべきだろうか?
数少ないゴール前のチャンスを吉田純平(3年 DF)が落ち着いて押し込み最小点で逃げ切ることに成功したのである。

思わぬ展開から、東福岡高校は動揺したのか、ボールのつながりが悪くなり、それまでのボールポゼッションの悪くなる展開に。
逆に東海大仰星のカウンター攻撃を受けるなどリズムが悪くなっていった原因ともみられた。

主将の松井修二(3年 MF)は、「相手を意識せず、ここのプレーヤーが最後まで諦めないで戦い続けたのが勝因」と語った。
東海大仰星は3回戦の富山一高の続いて優勝歴のあるチームを撃破しての決勝戦進出であり、決勝でも楽しみな存在となっている。

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