東京駅前 行幸通り 東京マラソン ゴール地点 変更 2017年 注意.jpg

画像は"https://goo.gl/JSK75I"より。

東京マラソンのゴール地点が、2017年から変更になるので、例年参加してきたランナーは注意が必要である。
せっかくなじみになってきた、これまで11回も同じコースで行われてきた東京マラソンが変更になる理由は何なのだろうか?

その一つには、東京マラソンが『アボット・ワールドマラソンメジャーズ』という有名で格式の高いレースに加盟したことに由来する。


アボット・ワールドマラソンメジャーズとは?


2006年に、ボストンマラソン(4月中旬)、ロンドンマラソン(4月下旬)、ベルリンマラソン(9月下旬)、シカゴマラソン(10月上旬)、ニューヨークシティマラソン(11月初旬)で始まった。
5大マラソンとして知られていたが、途中から東京マラソン(2月下旬)が2013年大会から追加になっている。

これにて、東京マラソンは、世界のトップレースに肩を並べることになったのである。

東京マラソンは、3万6千人ものランナーが参加するイベントであるが、そのうち6400人は外国人ランナーであると言われている。
そのゴール地点は、やはり東京っぽいところでないと!というのが、今回の変更の主な理由であるようだ。

大都市東京で、大人数が参加するマラソン大会ともなると、その運営が極めて大変となる。
主として、交通規制などが問題になるのだが、そのスムーズな運営のために、交通の影響が少なくなるように、ゴール地点には臨海部のビッグサイトが選ばれてきたのである。
しかし、ビッグマラソンの仲間入りを果たした現在、やはりゴール地点が名物ともなるべく、東京として印象的な場所でなくてはならなくなったのである。

有名マラソンのコースといえば、名所というべきポイントがあり、例えばボストンマラソンで言えば、ゴールの少し手前の『心臓破りの丘』などが有名である。
そして、東京のゴール地点と言えば?
最も東京らしくて、しかも交通規制などがやりやすい地点を、運営当局は模索してきたのである。

最終的に選ばれたのが、東京駅付近の行幸通りというわけである。
画像は、秋の銀杏並木の状況であるが、かなり印象的な場所になるのではないかと思う。
このコース変更により、これまでの大会記録はすべて参考記録になってしまうが、それを上回る、ランナーにとってやりがいのあるコースになったのではないだろうか?

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